ライズ個別指導学院香里ヶ丘教室のSです
「先生、間違っていますよ!」と言われそうなタイトルですが…
二学期も終わりに近づいたこの時期にお話ししたいのは、どの学年にも言えることなのですが、テストとそのやり直しの重要性についてです
もちろん小学生は授業の進度に合わせた確認テストや漢字などの学期ごとの大テストがあります
中学生・高校生は、年間決まって定期テストがあり、学校や学年によって異なりますが、長期休み明けの課題テストや実力テストがあります
また、中学受験の小6生や高校受験の中3生は、業者主催や塾主催の模試があります
皆さんはこれらのテストをどうしていますか?
点数を見て一喜一憂しているだけでしょうか?
今回点数がとれて良かったから自分はできる子なので、次も適当にやろう…
今回点数がとれて良かったから次回も同じように勉強すればエエか…
今回点数ととれずに悪かったから次回はもう少し勉強しよう…
今回点数がとれずに悪かったから志望校を変更しよう…
では、テストは点数だけ確認したら終わりなのでしょうか?
小学校の漢字大テストや、中学・高校での確認小テストなどは、先生や学校によっては再テストをされるところがありますが、そうではないテストは原則再テストはありません
実はテストは“お宝”なのです
テストはしっかりとしたやり方でやり直しをすることによって、自分の弱点を発見することができるのです
それを次に生かすことで、志望校を受験することができる学力つくることができるのです
では、テストはどうすれば良いのでしょうか?
まず、定期テストや実力テスト(学校作成のテスト)は答えが配られる返却時に、模擬試験はテストが終わったその日のうちにやり直すことが大切です
やり直しの仕方は
1.正解したところと間違ったところを次の4つに振り分ける
ア.しっかりわかっていたので正解した
イ.しっかりとわかっていなかったが勘で正解した
ウ.わかっていたのに間違えた
エ.まったくわからなくて間違えた
2.上のウ.を合うまで解き直し、どの部分で間違えたかを知る
3.上のイとエをやり直す
A.それを覚える
B.その範囲の同じような解き方の問題を探して、自分で理解し直す (勉強し直す)
C.先生に聞くなどしてしっかり理解し直す
D.模試などの結果が出て、正答率の低い問題は答えられなくてもよい問題なので区別する
先生に聞いたときに、答えられなくてもよい問題なのか、できないとダメな問題なのかどうかを判断してもらい、その単元自体が自分の弱点であるならば、その単元を勉強し直すことも重要です
自分の答案を上の①の4つの内容に振り分けることができるのは、忘れてしまわない終わって“すぐ”がベストなのです
ですから、「テストは熱いうちに打て!=忘れないうちにやり直しをしろ!」ということです
そうすれば次のテストに役立ちますし、自分の弱点知り、その弱点を克服していけば、入試に対する実力がUPすること間違いなしです
これは赤本(入試問題の過去問)を解くときにも有効な手段なので、ぜひ実践してみて下さい