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歴史は暗記科目なのか!?

[ 2019年05月06日 ] [ 高槻 宮之川原教室 ]

こんばんは。
宮之川原教室の高木です。


令和という新時代が始まりましたね。
時代の変わり目、皆さんはどのように過ごされたのでしょう。

私はといえば、テレビでニュースをぼんやり見ていると、地元岐阜県の郡上踊りが全国ネットで中継されているのに
少し誇らしさを感じたりなんか。
参加したことはありませんが(郡上は遠いのです)。


さて、元号とともに、天皇陛下も代替わり。
皇太子殿下が、新天皇に即位され、平成時代の天皇陛下は、上皇陛下となられました。


この、「上皇」という称号、現代の世界では長らく使われていませんでした。
明治、大正、昭和の天皇陛下は、崩御なさるまで天皇だったからですね。

しかし、上皇と聞いてなじみがあるのは、歴史上に何人もの上皇がいたからだと思います。


上皇、というものに、天皇以上の権威があった時代があるのです。

平安時代の後期、俗にいう「院政」の時代です。

上皇はたいていの場合、天皇の父親、または兄という間柄になります。
当時はまだバリバリの家族主義の時代。天皇といえど、「親」には逆らえないわけです。

なぜこんなことをしないといけなかったかというと、藤原摂関政治が関係してきます。

藤原摂関政治とは、自分の娘を天皇家に嫁がせ、その生まれた子(自分から見た孫)を天皇にすることで、院政と同じような理屈で権力を握る、というものです。

血縁関係で権力を握ろうとした藤原氏に対し、天皇家も血縁関係で権力を奪い返すのですね。恐るべし。

ですがもちろん、院政にも欠点はありました。
それは、同時に存在できる上皇の数には制限がない、ということです。

天皇は、次の天皇の代になったら自動的に退位です。
しかし、上皇は「元天皇」という肩書なので、天皇さえ経験すれば何人でもなれます。
このせいで、藤原氏から権力を奪い返した後は、天皇家内で争いが起こり、疲弊していくのです。

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この機会に、歴史についての私の考えについて、少し語ってみようと思います。

歴史上には、多くの人が登場します。
その人たち同士で、出会い、別れ、時には争うことで、歴史が進んでいきます。
歴史は物語だと思っています。

よく、「歴史は暗記だ」という言葉を耳にしますが、私は完全にそうだとは言えないと思います。
先の「院政」に関することでも、前後との関係を理解することで、その必然性や、背景を知り、より深く、よりわかりやすく理解できると思っています(暗記の側面があるのはもっともですが)。


今後も、「高木の数学!」シリーズと並行して、日本史、世界史の関連をお伝えする記事をかけたらと思います。

令和新時代も、当塾をよろしくお願いいたします。